最新の傷のケア、モイスト法とは

最新の傷のケア、モイスト法とは

ここ最近では傷のケア方法がどんどん変化しています。
病院での対応も病院によって方法が違うといってもいいほどです。
最近の傷口のケア方法にはモイスト療法という方法がとられるようになってきました。
これは昔の消毒、乾燥のケアの正反対と言えるようなケア方法です。
まず、消毒はしません。水道水で洗い流す程度です。
日本の水道水は飲めるほど清潔な水ですから、心配する必要はありません。
水道水で傷口をきれいに洗います。こすらず、水流で洗い流すような感じです。
転んで傷口に砂が入ってしまった場合も水流で洗い流しましょう。
石けんで洗っても大丈夫ですが、この場合は必ず普通の石けんがいいです。
合成洗剤の界面活性剤であるラウリル硫酸Naは毒性が強く、傷ついた場所にとって強い刺激になってしまう場合があり、炎症を起こしてしまう可能性もあります。
水道水で洗い流した後はゲル状のシートを貼って傷口を保護してあげます。
最近ではドラッグストアなどでも売られています。
他の絆創膏などに比べると高価ですが、治りが早く傷痕も残りにくいのでとてもよい商品だと思います。
お風呂なども普通に入れます。深い傷でなければ濡らして大丈夫ですし、先ほど記述したとおりこすらなければ石けんで洗ってあげた方がいいです。
ただし、モイスト法でダメな場合もあります。
白い汁や黄色い汁(リンパ液)が出ているのは体が傷を治そうとしている正常な体液ですが、腫れている、赤く炎症を起こしているのは化膿です。

化膿している場合は傷の治療よりも感染を止める方を優先させ、病院へ。